ARTIST INTERVIEW
ゲッカンプロボーラー インタビュー 2011/08/30掲載 ゲッカンプロボーラーフェスタ、東京ゲームショウ/Xbox360テーマソング、aorizm records設立、System 7やThe Clashなどのリミックス.....
常に派手な話題をシーンに提供し続ける彼らが遂に8月31日に最新アルバム『Romantheque』(ロマンティーク)をitunesにて先行リリースする。「ガールズポップ」「ガールズエレクトロ」といったワードが定着している近年で一際異彩を放つ「オトコ」ゲッカンプロボーラーー。関西でも高い人気を誇る彼らに直撃した!
―最新アルバム『Romantheque』がいよいよリリースされますね。おめでとうございます!
前作の『エレベスト』のから実に2年ぶりですよね。この間はどう過ごされていたんですか?一言では言えないと思いますが.....
yaskikuta/HIDE: ありがとうございます。
yaskikuta: エレベストはリメイクのベスト盤なので、オリジナルアルバムは約3年振りのリリースですね。この間は。。とにかく方向性が定まらずにいて、メンバーの変動もあったし。じっくり考えてまずは足元固めようって作業でした。
HIDE: とにかくめちゃくちゃ濃い期間でした。簡単に言うと環境整備でしょうか。何度もぶっ壊して、再構築して、の繰り返しです。
―アルバム制作の話はいつ頃からあったんですか? yaskikuta: 約1年前にようやくヒデと2人のゲツプロが定着して。今年に入ってレーベル移籍をしまして。そこから本格的にアルバム制作に入りました。
HIDE: 5月にレーベルを立ち上げたんですが、実質的には年末ぐらいから準備をしながら新しい形態で動いてました。アルバムの漠然とした構想はそれぐらいからですね。
―レーベルはaorizm records(アオリズムレコーズ)ですよね。 HIDE: お約束の宣伝ありがとうございます(笑)。
yaskikuta: 弟がオーナーで兄がこき使われる。。給料も缶ビールで支払われるので納得いきませんよ(笑)。
―レーベルを創められて誰もが最初のリリースはゲツプロだと思ったと思うのですが、ミトメマコトさんを第一弾アーティストに選んだ理由は? HIDE: 僕もそう思ったからです(笑)。それに単純にミトメ君の方が曲のストックもあったし造るのも早いから。ゲツプロはあくまでも一、所属アーティストなんでそこは早い者勝ちです。
yaskikuta: ミトメで様子見てコケたらレーベルもやめるって魂胆ですね。
HIDE: バレた(笑)?まぁアオリズム=ゲツプロではないってことですよ。
―アルバムタイトル『Romantheque』の語源(Romantic + Discotheque)にもなっているように、「ロマンティック」という言葉を最近のゲツプロからよく耳にします。これはアルバムのコンセプトなのでしょうか?それとも現在のゲツプロを表している言葉ですか? yaskikuta: 我々が最近ゲツプロを表現する時に「ネオロマンティック」という言葉を使用します。これはニューロマンティックの進化系って意味。最初この「ネオロマンティック」がアルバムタイトルだったんですが。ディスコ色の強い曲がどんどん出来てきて途中でタイトルを変更しました。
HIDE: 古臭いワードに惹かれるっていうのもあります。この前知り合いのライブを見て「シビれるね~」って言ったら「それ古いですよ」って言われた...。
―「ナウい」とか? HIDE: そうそう。でももっと酷いのは「プロボーラーって死語ですよ」だって。いやいや、死語とかじゃないでしょ(笑)。 ―全曲紹介をお願いしたいところですが.....yaskikutaさんHIDEさんそれぞれでオススメを一曲挙げるとすると!? yaskikuta: 「ハイウェイ」ですかね。この曲は同年代に向けた応援歌のつもりで造りました。ライヴでもついつい熱が入って歌ってしまいます。
HIDE: 「ディスコボール」かな。分かりやすさと、ゲツプロ節を追及した曲です。イメージ先行で造り始めたので完成まで早かったですね。ちなみに何が好きですか?
―ライブで「ヒマラヤパンチ」を見て忘れられなくてそれが入ってて嬉しかったです。 HIDE: ありがとうございます。三曲紹介いただきました(笑)。 ―流石レーベルオーナーですね(笑)。
とにかくゲツプロは「音」に対してのこだわりが強いというイメージがありますが制作においての独自の手法も色々あると思います。特に重要視しているポイントなどはありますか?
yaskikuta: 低音の深みかな。発表した作品はいつどこで誰が聞くか分からないので。どの環境でも低音が気持ち良く鳴るようにはしているつもりです。
HIDE: そこはもちろん同じです。こんなに低音の話をしてる兄弟はいないと思いますよ(笑)。
―やっぱり音楽の話をされることが多いんですか? yaskikuta: 兄弟で女の話ってのも気持ち悪いでしょ?音楽の話はしますね。この曲カッコいいよとか同級生みたいな会話も良くするな。たまにこの曲の感じで造ってとかいきなりメールがきたり。。完全に無視しますけど。。
HIDE: 朝までYouTubeとか古いレコードをネタにして。造りたいテイストの曲は自分で取り掛かる前にメールしたりしますね。造ってくんないかな、と思って(笑)。
―海外での生活経験のあるお二人は今の音楽活動とその時の経験は何か繋がっているものはあるんですか? yaskikuta: アメリカに住んでいた頃はバスケとテクノしかしてませんからね。。大きく影響していると思います。初めてDJしたのも高校のダンスパーティーだったな。とにかくパーティーって楽しいなって思いました。 ―その頃から4つ打ちだったんですか? yaskikuta: なんでもアリでしたよ。リクエストっつーかカセットテープ投げつけられてましたから。DJのショーじゃなくてみんなで楽しい。それがパーティーでしょ。
HIDE: 僕は最初行った時まだ小5で、毎月体育館でやっぱりダンスパーティーがあって、その経験は今と大いに繋がってると思います。みんな女の子を誘っておくんです。小学生が(笑)。最初はどうしていいか分からなかったですけど3回目ぐらいからは誰よりも踊ってましたよ。
―お二人の独特のオーラというか、雰囲気はそういうところから来ているんですね。
それではyaskikutaさんへ質問です。弟、HIDEさんの加入前と今では何か考え方や、やり方に変化はありましたか?
yaskikuta: 色々な面でやり易さは感じてます。兄弟なんでお互いの思考なりはかなり理解してますし。多少のわがままも許されるかな?
HIDE: 多少ねぇ...。
―(笑)。HIDEさんへ質問です。ゲツプロに加入してみてどうでしたか?漠然としていますが(笑)。 HIDE: 特に最初の1年ぐらいは悩まされることが多かったですね。正直、コピーバンドやってる気分でした。それでも毎回来てくれる人たちがいて、何とか楽しませたいと続けてたら段々自分も楽しくなって。とにかく今は感謝の気持ちしかないですね。お客さん、関わってくれたメンバーも全部。 ―兄弟で活動をされている中で楽なこと、大変なことなどありますか? yaskikuta: 電話代が家族割りって事ですね。
HIDE: 親が同じって事ですね。
―単なる好奇心ですが、二人で遊びに行ったりすることはあるんですか?? yaskikuta: クラブなんか良く行きますよ。ヒデはお酒飲まないし運転好きだからね。
HIDE: 別に運転好きじゃないけど。酔って転んで血だらけになっても担いで車に押し込んで帰りますから。
―ゲツプロといえばプロフィールにもあるように「派手なライブ」が大きな特徴だと思います。もの凄い運動量ですよね(笑)? yaskikuta: 完全に体育系です。元々運動はしていたのでその貯金で今でも動けるのかな。ライヴ前はリハーサル以上に走り込みますよ。
HIDE: ライブというか試合ですよね。体育会系一家なんで必然と。。
―今年のGWでは大阪で「ゲッカンプロボーラーフェスタ」を開催されました。これもすごい盛り上がりでしたね。 HIDE: 最初スパナに話をして、そこからnuxxと会場のvijonと話をして、ホントみんなで造ったフェスタだったんですよね。それがお客さんにも伝わったんだと思います。
yaskikuta: あのフェスタは良く覚えています。すごく楽しかった。
―大阪でもかなりの数のライブを行っていると思いますが東京とのシーンの違いというか、
ノリの違いみたいなものは感じますか?
yaskikuta: 違いは特に感じないかな。ダンスミュージックって万国共通だから面白いんです。東京でも大阪でもアメリカでもゲツプロはゲツプロのライヴをやりますよ。
HIDE: 大阪の方がエレクトロとか打ち込みのシーン自体が狭いんだと思うんです。だからこそ、いざそういうパーティーがあるとみんな気合入れて来る感じはします。ノリはこっちが心配になるぐらいどっちも最高ですよ。
―最後の質問です。新作『Romantheque』に込められた想いを是非お聞かせください。 yaskikuta: 一切の妥協をせずに全力で仕上げました。久しぶりのゲツプロニューアルバムを楽しんで下さい。そしてライヴ会場でお逢いしましょう。
HIDE: ロマンティークは通算6枚目のアルバムにしてファーストアルバムなんです。「ゲツプロはコレでいくよ」って、そんな想いが詰まってます。
―今後の予定、お知らせをお願いします。 HIDE: 9/3に渋谷のclubasiaでワンマンやります。大阪には10/8に行きますよ。それとアオリズムレコーズからリリース予定のものがいくつかあります。諸々詳細はゲツプロとアオリズムのサイトをチェックしてくださいね。
yaskikuta: アルバム造ったしリリースパーティーが終わったらハワイにでも行きます。
HIDE: 行かせねぇよ!


リリース情報 NEW ALBUM 『Romantheque』
2011.8.31 on iTunes
2011.9.5 on Store

1.リスペクト/2.ディスコボール/3.ハイウェイ/4.デジタルラヴァー/5.バーボンキャッツ2011/6.トリコロール/7.アサノヒカリ/8.サイン/9.テイクオフ/10.ヒマラヤパンチ
-BONUS TRACK(CD ONLY)-
11.PositiveNoise/System 7(GekkanProbowlerRemix)/12.LondonCalling/The Clash, Concepted by MICROID(GekkanProbowlerRemix)
ライブ出演情報 2011年09月03日(土)
ゲッカンプロボーラーフェスタvol.8
Romanthequeリリースパーティー・ワンマンライブ

会場: clubasia(東京)
OPEN 18:00 / START 19:00
前売 3000円(1D代別) / 当日 3500円(1D代別)
LIVE ACT: ゲッカンプロボーラー(SPECIAL LONG SET LIVE)
SPECIAL THANKS DJ: KO-SUKE
VJ: hommma kazuki

2011年10月08日(土)
nuxx&ゲッカンプロボーラーWレコ発
ゲッカンナックス

会場:心斎橋CLAPPER
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 2300円(1D代別) / 当日 2500円(1D代別)
LIVE ACT: ゲッカンプロボーラー / nuxx / ミトメマコト / 先富schweitz / trick9 spangle
ゲッカンプロボーラー プロフィール 派手なライブパフォーマンスでフロアを揺らす、通称【ゲツプロ】。メンバーはyaskikuta(兄) / HIDE(弟)の菊田兄弟。2004年に1stアルバム『テクーニョ』で鮮烈なデビューを果たし、これまでに5枚のアルバムをリリース。2008年・4thアルバム『eRETRO』、 2009年・5thアルバム『eREVEST』、2010年・東京ゲームショウ2010 / Xbox360のテーマソング『デジタルラヴァー』はいずれもiTunesエレクトロチャートにて1位を獲得。また、年に4回開催のセルフプロデュース企画<ゲッカンプロボーラーフェスタ>は高く評価されており、それを待ち望むファンも多い。2011年・所属をaorizm recordsへと移しsystem7やThe Clashのリミックスを手がけるなどグローバルな展開を開始。キクタ兄弟の別名テクノユニット・【JacidBros】としても数カ国のレーベルからリリースをするなど世界中のDJ/クラバー達からの評価を得ている。
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